保育士の定着率UPのために取り組むべきこと(2)

どのくらい把握していますか?まずは離職者の傾向を知ることが重要です!

皆さま、こんにちは。船井総合研究所の銭です。

ちょうど1年前にお届けしたメルマガでは、
保育士の定着率UPのための取り組みとして、
キャリアパス作成の重要性をお伝えさせていただきました。

今回のコラムでは、“新卒1~2年目職員の離職防止”に
フォーカスしてお伝えいたします。

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0から人間関係を作りたい、
19名以下の小規模保育所でゆったり保育をしたいというニーズの高さから、
企業主導型保育所へ転園される方も増えています。

新卒の方で1園目が企業主導型保育所というケースも珍しくない状態です。
売り手市場の中でやっと採用できた職員に定着してもらうことは、
多くの法人が頭を抱える問題かと思います。
皆様の園での離職率は、何%ですか?
また、勤続年数何年目での退職が多いでしょうか?
本当の退職理由はご存知でしょうか?

まずは、離職者の傾向を知ることが重要です。
年次や役職によって、抱える悩みや不満は変わってきます。

職員の方が辞めてしまう又は他の園に移ってしまうという背景には、
引っ越しなどの致し方ない理由をはじめ、
「残業が多い」「給与が合わない」「人間関係が上手くいかない」
といった様々な理由が挙げられるかと思います。
アンケートで得られるこのような回答以外にも、
辞めたいという考えに至るまで様々な思いを職員の方は抱いていると思います。

新卒1~2年目職員の場合は、子どもに対しての接し方・保護者に対しての
接し方・報連相などの社会人としてのふるまいといった部分で一人前になる途上です。
「自分はこの園で仕事を続けていけるか」「仕事におわれて大変…」
という思いと同時に、同じ業務の繰り返しとなっていることもあります。
ノール・M・ティシーが提唱した3つの領域、
コンフォートゾーン、ラーニングゾーン、パニックゾーンという考え方があります。

慣れた行動をして安心感が得られている状態は、
コンフォートゾーンに身をおいていることになります。
言葉通り心地よい環境ですが、自己成長は感じることができません。
コンフォートゾーンを一歩出た領域で、
新しい仕事や少し高い目標を目指している状態がラーニングゾーン。
少し負荷はかかりますが、
仕事に対してのワクワク感や成長意欲がわいてくる状態のため、望ましい領域です。
更に外に出た領域が、自分自身の限界を超えた仕事を任され、
不安や過度なストレスを感じるパニックゾーンです。
ここまできてしまうと、学びは起きません。

若手の新しいことに取り組むことが多いうちは、
負担をかけてしまわないように意識し、仕事に慣れてきたころに、
少しだけ高い目標を与えていくことが重要となってきます。

給与など処遇・待遇は、なかなか変えられる部分ではないため、
仕事に対する達成度ややりがいを感じてもらうことで、
1~2年目の職員の定着率をあげることにつなげていきます。

職員が法人をどのようにみているか、弊社で推進している組織力診断を活用いただくのも1つの有効な手段です。
約50の質問事項に対し、年次や役職ごとにどのような回答傾向があるか
コンサルタントのFBと合わせご利用いただけます。
ご興味がある際はご連絡ください。
MAIL:s-sen@funaisoken.co.jp(銭)

お目通しいただき誠にありがとうございます。

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